投信1編集部による本記事の注目点 海外のサービスロボット分野では、特に物品の運搬を代替するロボットの開発や実証が目立ちます。 アマゾンは、自社の物流施設に累計4万5000台以上のロボットを導入しています。 宅配事業者などに代わり、店舗や配送の最終中継拠点から消費者までの配達、いわゆる「ラストワンマイル」の物品配送を行う走行型ロボットの開発も進行中です。 ***** ロボット市場の2016年の動向や17年の見通しを考察する連載の第4回。最終回となる今回は海外のサービスロボットについて取り上げる。 海外ではサービスロボットを手がける企業の数は日本に比べて少ない。しかし近年、その数は増加の一途を辿っており、かつ実用化に関する取り組みは日本の先を行っている事例が多い。特に物品の運搬を代替するロボットの開発や実証が目立つ。 自社の物流施設に累計4万5000台以上のロボットを導入しているアマゾンのほか