図1●他部門からのアクセスを防ぐ方法 他部門からのアクセスを防ぐ方法。(a)はサーバーでユーザー認証する方法。(b)はLANスイッチのVLAN機能を使う方法 業務グループ別のサーバーをLAN上に設置すると,そのLANに参加しているユーザーはどのサーバーにもアクセスできることになる。この場合,業務グループによっては,自分たちの業務サーバーに対して他の業務グループからは参照されたくないというニーズが出てくる。 このようなニーズに対する技術的な解決方法は大きく二つある。一つはサーバーの認証機能を活用し,あらかじめ登録したユーザーだけにサーバーのアクセス権限を与える方法。もう一つは,LANを業務グループごとに論理的に分ける方法である。 前者の方法は,サーバーを立てるときの一般的な運用である。サーバーごとにユーザーを登録し,アクセスする段階でID/パスワードで登録済みユーザーかどうかをチェックする(