前編ではハッカソンの審査方法について、ImagineCupでのハンズオン審査を紹介させていただき、見識あるいろいろな方々からフィードバックをいただいた。 若干煽り気味で終わった前編の続きは、企業としてのハッカソンイベントに対する関与についても、少しだけ踏み込んでみたい。具体的には、予算拠出における外資系IT企業の中間管理職の悲哀についてぶちまけてみたい。 ※写真は弊社主催のDevOps Hackationの様子。今回の費用の問題とは無縁のガチ系ハッカソン ハッカソン主催の団体や企業からの「協賛」依頼は多数ある。数年前、マイクロソフトがエンジニアのコミュニティやエコシステムから蚊帳の外に置かれていた状況からはだいぶ親近感をもっていただけているのはありがたく、顔が広いので「とりあえずいさごさんに相談だ」というポジションではあるのだが、少なくとも今年度に関しては私の裁量だけで振り出せる予算はほと