全社あげてスマートフォンにシフトするNTTドコモ。スマートコミュニケーションサービス部では、iモードで提供しているサービスをスマートフォンに移行するとともに、スマートフォンで新たなビジネス基盤作りを目指す。 ――4月1日付けで、これまでiモードを担当していたコンシューマサービス部とスマートフォン事業推進室を統合し、スマートコミュニケーションサービス部を新設しました。この部署を設立した目的はどこにあるのですか。 阿佐美 携帯電話では、我々通信キャリアとお客様、端末を提供するメーカー、iモード向けにコンテンツを制作するコンテンツホルダー、さらには製品を販売するドコモショップなど、それぞれがWin-Winになれる関係を長年にわたり構築してきました。 現在は携帯電話からスマートフォンへの移行が急速に進んでいますが、スマートフォンはグーグルの「Androidマーケット」やアップルの「アップストア」の