台北と聞いてイメージするものは何か。台湾の首都。東京から3時間ちょっとで行くことができ、美味しいものをたらふく食べられる、お馴染みの観光スポット。果たしてそれだけか?答えは、断じてノーだ。 台北カルチャーは今、その黎明を見ることができる。 ファッション・音楽・文化全般において世界ではオリエンタルがトレンドと化している中、自国の伝統文化に、アメリカ、韓国、日本などから吸い上げたストリート要素がいい塩梅に融合され、ガラパゴス化しているのだ。それは90年代、渋谷や原宿に同時多発的に発生したストリートカルチャーの絶大な興隆を彷彿とさせるんだとか。 そんなユースカルチャーを一冊に内包した作品集『NEW RED』が11月6日にリリース。純度100%の好奇心と探究心が織りなす台北の若手アーティストによるクリエーション、また台北ブックフェア等に参加し台湾でも大人気のイラストレーターNONCHELEEEの作
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