LXC 1.1をのんびり紹介しているうちに、Ubuntu 16.04 LTSに向けて、次のバージョンのリリースが間近になってしまいました。うかうかしているとLXC 1.1の紹介が終わらないうちに、LXC 1.1がEOLになってしまいそうなので、慌てて今回の記事を書きました。 LXC 1.1の次は1.2かと思っていたら、linuxcontainers.org関連のプロダクトであるLXC、LXD、LXCFSすべてをバージョン2.0で揃えてリリースするようです。もうひとつ、cgmanagerというプロダクトがありましたが、こちらはLXCFSの進化に伴い不要となりましたので、今後は開発が終息していくようです。 1.1から2.0はそれほど大きな変更はなく、ライブラリについてもABIレベルでの互換性が維持されるようです。もちろん第29回と今回、LXC 1.1の新機能として紹介した機能はそのまま2.0で
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