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2011年9月26日のブックマーク (2件)

  • OPERA実験 ニュートリノ測定結果、“ 報道 ”の違い - A.N.A.L. Co., Ltd. Executive Office of the President

    “ 嵐が吹き消した 恵みのろうそくを 再び取り上げ、それに新しい明かりを灯さなければならぬ。” 教皇ヨハネ二十三世 「ニュートリノが、光速を超えた」 という報道が、どうも 人気の様子。 「E=MC2 」 “ アインシュタインの相対性理論、既知の宇宙法則などは、「秒速約30万キロの光速より速いものはないとする」 ものであり、これが覆されることは、時間旅行・ワープも 夢ではない ” ―― という論調。 SFコミック作家の松零士氏の、「ヤマトで描いた、ワープ(超光速航法)が実現可能なんだと思った」 とのコメントを掲載する、読売オンラインのような事例もあります。 ―― なにか、違和感を 感じます。 違う方向に、熱が入り過ぎではないか、という感が あります。 物理学に、興味が集まること自体は、よいことだとは思いますが。 *** CERN ( 欧州合同原子核研究機関 ) が行なった、今回のニュートリ

    OPERA実験 ニュートリノ測定結果、“ 報道 ”の違い - A.N.A.L. Co., Ltd. Executive Office of the President
    maseria
    maseria 2011/09/26
  • 科学と報道の間で (ニュートリノの速度と光の速度) | 油断するなここは戦場だ

    新しい実験データについての新聞・テレビ報道が研究者の間の「雰囲気」を伝えていないというのは、たしかにあることなのだけど、今回ばかりは少し乖離が大きすぎるような気がするので、久しぶりに素粒子物理の話をブログに書こうと思います。 OPERA は CERN から打ち出したニュートリノビームを、730km離れたイタリアのグランサッソという地下実験施設でで受け止める実験です。CERN から出るビームはミューオンニュートリノですが、ニュートリノ振動があるので長距離を飛ぶ間にタウニュートリノに変化し、これが測定器にあたる時にタウレプトンが出ます。この実験はそのタウレプトンを測ろうとするものです。主要な測定器はエマルジョン(写真乾板)という名古屋大学が長く手がけてきた装置で、日の貢献が極めて大きいことでも知られています。 今回の発表はこのニュートリノ振動とは関係がなく、ニュートリノがグランサッソに到着す

    科学と報道の間で (ニュートリノの速度と光の速度) | 油断するなここは戦場だ