日本での就労などのために偽装結婚をしていたなどとして、埼玉県国際捜査課と蕨署は12日、有印私文書偽造・同行使などの疑いで、フィリピン人ニューハーフ3人と偽装結婚相手の日本人の男3人を逮捕したと発表した。6人とも同罪で起訴され、2人は有罪判決を受けている。 逮捕、起訴されたのは、群馬県太田市由良町の消防士、竹沢純被告(35)や、竹沢被告の“妻”のジョベリアノス・ジュニア・マリアーノ・ビー被告(40)ら3組のカップル。 このうち竹沢被告とジョベリアノス被告の逮捕容疑は、共謀して平成19年10月9日、実在するフィリピン人女性の名前を使い太田市役所に婚姻届を提出し、外国人登録原票に事実でない記載をさせるなどした疑い。ジョベリアノス被告は性転換手術を受け、見た目が女性だったため市は不自然と思わなかったという。 国際捜査課によると、両被告はパブで知り合い交際。竹沢被告は18年、フィリピン国内で別の女性