「国会の爆弾男」の異名をとった元衆院議員、楢崎弥之助氏が福岡市東区の自宅で亡くなっていたことが29日、親族の話で分かった。91歳だった。葬儀・告別式は未定。 親族によると、同日午後に連絡が取れなかったため、楢崎氏の孫が自宅に向かったところ、風呂場で倒れて亡くなっている楢崎氏を発見した。福岡県警が死因を調べている。 昭和35年11月の衆院選で旧福岡1区から出馬して初当選し、11期務めた。社会党(現社民党)中央執行委員などを歴任した後、社会民主連合(社民連)結党に参加し、書記長に就任。質問の追及の鋭さから「国会の爆弾男」との異名で知られた。社民連解散後は、無所属の立場で活動してきた。