16日午前10時56分ごろ、JR京浜東北・根岸線の鶴見―川崎駅間で架線が切れ、磯子発南浦和行き快速列車(10両編成)が横浜市鶴見区の鶴見川橋付近で緊急停止し、他の2列車も止まった。このトラブルで京浜東北線と東海道線、横須賀線の上下線が蒲田―磯子駅間などで最大6時間以上運転を見合わせ、約22万人に影響が出た。 JR東日本横浜支社は16日夜、事故の原因について、同日未明の工事で架線と金具を近すぎる状態で調整したため、列車の振動で架線が金具と接触してショートし、断線した可能性があると発表した。 止まった3列車の乗客約2400人は線路を歩いて近くの駅などに移動した。この日、92本が運休、214本が遅れた。京浜東北・根岸線では2015年8月にも横浜―桜木町駅間で架線が切れ、約35万人に影響が出たトラブルが起きている。
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