(C) ドルショック竹下 汚れを知らない乙女にイケナイことを教え込む、いわゆる「処女食い」は少なからぬ男性にとってドリームと言われております。ではその逆の「童貞食い」は果たしていかがなもんでしょうか。 *** 22歳の夏。ある程度の経験人数をこなした私は、とある願望を抑えきれずにいた。 「童貞が、食いたい」 当時、私が主な狩り場としていたのは出会い系サイト。そこで出会う男たちとのセックスは、数をこなすにはおあつらえ向きに手軽だが、ときめきや精神的な昂揚といったものに欠けていた。会話もそこそこにホテルに向かい、ヤることヤッたらハイさようなら……そんな作業を繰り返すたびに、経験が少なかった頃に感じていた昂揚感を懐かしく思うようになった。一体どんな相手とすれば、あの脳天を貫くがごとき興奮を得られるだろうか。 そこで私が出した答えが「童貞」だった。女性器も間近で見たことのないような童貞となら、未知