東京・新橋の路上で通行人の男性2人をハンマーで殴って重傷を負わせ、現金を奪ったとして、警視庁は、いずれも自称とび職の小島基(21)=福岡県宮若市=と、坂本岳司(22)=福岡市東区=の両容疑者を強盗傷害容疑で逮捕し、1日発表した。いずれも容疑を認めているという。 捜査1課によると、逮捕容疑は昨年12月20日夕、港区西新橋1丁目の路上で、歩いていた事務用品会社の男性社長(39)と同社の男性(22)をゴム製ハンマー(長さ約30センチ)で殴るなどして重傷を負わせ、約20万円が入った財布を奪ったというもの。両容疑者と男性らは面識がなかったという。両容疑者はタクシーに乗って逃げたが、同課が付近の防犯カメラやタクシーのドライブレコーダーを解析し、浮上したという。