クロマグロ禁輸の動きが強まっている。国際取引を禁止しようとしたワシントン条約の締約国会議は何とかしのいだが、いつ再燃するかわからない。 トロが食べられなくなるのも時間の問題かと覚悟していたら、意外な救世主がいた。なんと、サバにマグロを産ませて増やそうというのだ。 サバにマグロを産ませる秘策 マグロは1回に数十万個の卵を産むが、自然界では成魚になれるのは限りなくゼロに近い。 しかし、もし水槽で1年ほどで育つサバにマグロを産ませることができれば、マグロの稚魚を大量にしかも安く得られる。養殖に役立つだけでなく、海に放流すれば取りすぎた天然マグロを絶滅から救うことができる。 この画像を大きなサイズで見るサバ でも本当にそんなことができるのだろうか? たとえ生まれても、サバマグロみたいな変な魚にならないのか? 「大丈夫。サバの腹を借りてマグロの卵を育てようというもので、生まれた赤ちゃんは正真正銘のク