電子決済サービスの「ドコモ口座」を通じて各地の銀行で預金が不正に引き出された問題で、NTTドコモは被害の全額を補償する方針で各銀行との協議を進めています。 被害額は合わせておよそ1200万円にのぼり、なかには、60万円を引き出された人がいることがわかっています。 NTTドコモは不正に引き出された被害については全額を補償する方針で、各銀行との協議を進めています。 また、再発を防ぐためNTTドコモは、10日から連携している35の銀行の口座をドコモ口座に新たに登録してひも付けることを全面的に停止しています。 また、10日までに被害が確認されている7つの銀行で銀行の口座から預金を引き出しドコモ口座にチャージする手続きなど、口座間の送金を停止しました。 NTTドコモは今回の不正引き出しにつながったとみられるなりすましを防ぐため、アプリで利用者の顔写真と、運転免許証などを送ってもらうなど本人確認を強化