入場すると、うずまきナルト、スーパーマリオ、月野うさぎ、江戸川コナン、鹿目まどか、天上ウテナ……この四半世紀で登場したヒーローやヒロインたちとご対面。手塚治虫が亡くなった1989年以降の日本のマンガ、アニメ、ゲームを総合的に展望していく展覧会「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展が、6月24日から国立新美術館(東京都港区)で始まった。 会場外にある「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」展の看板 同展ではジャンルの垣根を越えた130作品を8つの章で構成。「未来の科学技術を描いた作品(第2章)」「日本の現実社会を映しだした作品(第7章)」など8つの切り口を通して過去25年間の作品に触れることで、マンガ、アニメ、ゲームがいかに日本の社会と結びつき、刺激をもたらしてくれるメディアなのかさまざまな発見を与えてくれる展覧会となっている。 第7章「現実とのリンク」でマンガの原画が並ぶ様子(左)、第4章「出