元CEOエリック・シュミット氏が語る"Googleのやり方" 「目標を達成できたら、その目標設定は低過ぎたということだ」 2014年11月4日(火)、書籍『How Google Works---私たちの働き方とマネジメント』(日本経済新聞出版社)の刊行を記念し、Google会長エリック・シュミット氏と元Google日本法人代表取締役の村上憲郎氏のトークセッションが開催された。 本書は、シュミット氏が経験、実践してきたGoogleの特異なマネジメント手法をまとめたもの。トークセッションでは、本の内容をもとに、Googleの経営や意思決定、採用など多岐にわたるトピックが語られた。モデレータを務めたのはNikkei Asia Reviewの小柳建彦氏。 やるべきことは「素晴らしい製品を作ること」だけ まず、シュミット氏が語ったのは戦略について。Googleのビジネスプランは、通常の会社が策定する