BIND標準ツールの活用 サービスダウン時の自動回復 突然namedプロセスが落ちることがまれにあります。2Gbytesのゾーンファイルを複数持っているゾーンサーバや、recursive-clientsが限界に達しているキャッシュサーバでは、その確率が高くなります。そのため、プロセスが立ち上がっているか否かを常時監視する必要が生じます。実用qmailサーバ運用・管理術 第9回で、qmailのプロセスをdaemontoolsによって監視する方法を紹介しています。これを応用して、namedプロセスにもdaemontoolsを適用する方法が考えられますが、単純なプロセス監視だけでは名前解決を正常に行っているかどうかを見張ることができません。 そこで、BIND 9のソースディレクトリにあるPerlスクリプト「nanny.pl」を使用します。nanny.plはデーモンプロセスとしてシステムに常駐し、
![BIND 9を徹底活用するためのTips集](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6e84fc6ab06f31b2e64248cbfc92fe06deb5bab5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_ait.gif)