ネット企業のトップランナーとして独走態勢に入ったGoogle。怖い者なしに思える同社だが,最近気になるサイトが浮上してきた。急伸するMySpaceとYouTubeである。そこでまず,MySpaceとは検索・広告ビジネスでガッチリ手を組むことになった。残るは,YouTube対策である。 これからが本格的なブロードバンドサービス時代である。Googleとしては,どうしてもビデオポータルでも優位に展開したい。ハリウッド映画会社やTV局との連携も急いでいる。ところが,ビデオ共有やビデオ検索をベースにしたビデオポータル競争においては,新興のYouTubeの勢いに押され気味である。利用者数で差を広げられているのだ。今のうちに,YouTubeを叩いておかなければ・・・。 そこでYouTube打倒とばかりに,Googleが必勝法を仕掛けてきた。米国時間9日に,Googleのホームページが突然変わったのだ。