財務省の福田前次官のセクハラ問題で「セクハラ罪はない」と発言したことについて、麻生財務大臣は「事実を申し上げただけ」と持論を展開しました。 麻生財務大臣:「(Q.セクハラ罪はないという発言が)批判を浴びているが?」「さあ、セクハラ罪という罪があると思っておられる方の発言ですか。私どもとしては『セクハラ罪』という罪はないという事実を申し上げただけ」 また、麻生大臣は、財務省がセクハラ問題の調査を終了することについて「被害者保護という観点からこれ以上、調査を長引かせるべきではない」と説明しました。ただ、謝罪については「今、申し上げることはありません」とコメントを避けました。麻生大臣は先週、「セクハラ罪はない。殺人とは違う」などと述べ、刑法上の重罪ではないという認識を示していました。また、麻生大臣は、森友問題の文書改ざんに関連して「どの組織でも改ざんはあり得る話。個人の問題だ」と述べました。