2003年に刊行され、2006年にはTVアニメ化もして大ブームとなった、谷川流(たにがわ・ながる)氏によるライトノベル『涼宮ハルヒの憂鬱』が、この4月から高校1年生の英語の教科書に採用されている模様です。 天上天下唯我独尊たる涼宮ハルヒが、ついに教科書デビューです。 使用されているのはシリーズ第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』の冒頭部分、席替えをしてハルヒとキョンが窓際の席になった後、ハルヒが新しいクラブ作りを思いつくあたりまでが収録されているようです。 いとうのいぢ氏によるイラストは、原作の巻頭に掲載されたものの他、シリーズ第7巻『涼宮ハルヒの陰謀』の挿絵(写真右)も使用されているようです。 この教科書、どんな教科書? 今回ハルヒが採用されたこの教科書は『World Trek English Communication I』(桐原書店、平成29年度版)という高校1年生を対象とした英語のコミュニケ