以前DDDの入門記事を書いたのですが、ここではリポジトリパターンについて深掘って取り上げます。続編ぽいタイトルですが、そんなにつながりはないのでコレ単体で読めます。 はじめに リポジトリパターンは、DDDで有名になった、ドメインモデルの永続化のためのデザインパターンです。 今やいろいろなところで「Repository」という名前を冠するクラスを目にするようになりましたが、誤解されたり誤用されることも多くあります。 ここではリポジトリパターンの意図や本質を理解することを目指します。リポジトリパターンには役立つ考え方が詰まっているので、このパターンを採用しなくても知っておくときっと役に立つと思います。 なお実装例はKotlinで書きますが、オブジェクト指向の言語であればだいたい同じ感じです。 リポジトリ(Repository)とは? 日本語訳は「保管庫」です。オブジェクトを保管しておき、必要な
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