エクスワン(本社小田原市)は,インクジェットプリンタから接着剤を吐出することで金属粉末を固めていく方式の3次元プリンタ「ProMetal R1」を,「JIMTOF2006(第23回日本工作機械見本市)」(2006年11月1~8日,東京ビッグサイト)に参考出展した。国内での販売は「2008年以降になりそう」(同社の説明員)だが,造形プロセスを来場者に見てもらうために比較的小型なR1を持ち込んで実際に稼働させた。
液晶パネルそのものについては韓国,台湾勢に押されているものの,それに使う材料では日本メーカーは高い競争力を持っている(Tech-On!の関連記事1)。自動車では,最終製品でも競争力が高いのだから,自動車向けの材料では日本メーカーはとてつもなく強いに違いない---。そう考えながら先週の7月14日,東京駅から新幹線に乗った。行き先は名古屋だ。日経Automotive Technology誌と日経ものづくり誌主催のセミナー「AUTOMOTIVE TECHNOLOGY DAY 2006 summer クルマの軽量化・コスト削減を達成する材料・加工技術の最前線」に参加するためである。しかし,セミナーが始まって講師の方々の話を聴くうちに,どうも様子が違うことに気付いてきた。新素材や新工法の採用事例として紹介されるのは,欧州の自動車メーカーの例が多いのである。 午前中は,GEプラスチック-オートモーティ
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