くるりについて時代も含めて考えるなら、どうしても同時に考えなければならないアーティスト、ナンバーガール、中村一義、そしてスーパーカー。いわゆる「97年世代」の中核と言っても過言ではないはずなこれらの中から、今回はスーパーカーについてだらだら。 スーパーカーはなんか本当に不思議なバンド。何で青森の方から出て来た田舎者四人がそのくせ初めから都会的なスノッブさ、しかも刷新的なそれを持ち合わせて登場し、そしてどんどんそれに磨きをかけていくことが出来たのか。そう、このスーパーカー的なスノッブさこそがスーパーカーの全てと言っても過言ではないし、彼等自身もその方向性から一歩も外れること無く邁進した、音楽性も、歌詞も、ライブの仕方も、バンドの末路までも。 聴けば聴くほど全国のギターポップファンが嫉妬するだろうデビュー曲。インディーで活動していた同時代のバンド達も大いに嫉妬しただろう「ええっ!?何でこんなや