正常性バイアスとは 「寄生獣」というマンガで、公園にライオンが現れるシーンがありました。 ライオンは本物だったのですが、公園に居た人々は 「え、これ本物?」 「テレビの撮影でしょ」 みたいな感じで、噛み殺されちゃったんですね。 私たちの心には、「予期せぬ出来事や新しい事象」に対して、正常の延長線上の出来事として処理するメカニズムがあります。 これが「正常性バイアス(正常化バイアス)」です。 上記のライオンはマンガの中の話ですが、現実世界においても、災害で逃げ遅れる原因の一つとしてその存在が指摘されています。 「火災報知器がなっているけど、どうせ誤作動だろう」 そんな風に思ったこと、ありませんか? 上記の本に詳しいですが、死者55人を出した2014年の御嶽山噴火の時、死亡者の多くが噴火後も火口付近にとどまり、噴火の様子を写真撮影していたそうです。 また、2011年の東日本大震災の時には、「警
![自分だけは大丈夫 ~正常性バイアス](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/323cca9c42988f008cb8e7be3504d3a3201ffadc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.matasuu.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F02%2Fseijyousei.png)