[CEDEC 2014]物理シミュレーションの結果に合わせて音を生成する方法とは。スクエニの開発者が語るプロシージャルオーディオの応用例 ライター:米田 聡 ゲーム技術において重要視されているのはいうまでもなくグラフィックスだろう。グラフィックス処理には潤沢なCPU性能やメモリ,そして強力な演算性能を持つGPUといったリソースが割り当てられている。それだけ人間にとって目から入ってくる情報が重要ということだが,その次あたりに重要なのが耳から入る情報,つまり音だと筆者は思っている。 というわけで本稿では,CEDEC 2014初日に行われた「当たって砕けろッ!プロシージャルオーディオ制作」と題されたセッションの内容を紹介してみたい。 CEDEC 2014 記事一覧 物理エンジンとサウンドエンジンをつなげるプロシージャルオーディオ ゲームには昔から効果音が利用されてきた。ゲーム内で起こり得るイベン