CES2020が閉幕した。今年は、明らかに中国系企業、とりわけ安全保障の観点からもトランプ大統領に目の敵にされているデジタル系の企業が出展を控えているのが目立った。昨年大きくブースを出していたなかでは、例えばアリババやJD(京東)といった企業の姿はなかった。 一方で、HaierやTCL、CHANGHONGなどの昔ながらの家電が中心のメーカーは、おしなべて昨年と同等規模で出展を続けていた。HUAWEIは、比較的大きな出展をしていたものの、スマホ端末とスマートウォッチを地味に出しているといった印象で、展示が心なしかスカスカしているように思われた。ひょっとすると、当初予定していた出展内容を間引いたせいなのかもしれない。こうした動きに比例するかのように、大陸から来たと思しき中国人と思われる参加者の姿も目立たないと感じた。 それ以上に印象的で、今年のCESを象徴するのではないかと思ったのは、既存の業

