しばらく前から近所のコンビニに赤い眼鏡を掛けた若い女の子がアルバイトをしている。実際のところ正社員かもしれないしオーナーの親族とかで家事手伝いみたいな扱いに近いのかもしれないし、はたまたアルバイトのフリして実は何か特殊な機関の職員とかそういうことなのかもしれないけれど、そんなことはおまえらの性的嗜好同様どうでもいいことなので便宜上アルバイトということにしておく。あ、君は違うんだよ。君のことは是非知りたいと思ってるんだよ。 その彼女を初めて見た瞬間「このコは真性のドMだ」という天啓にも似た直感をズビビと脳が感知した。とはいえギャグボールを咥えてレジを打ち「シャンヒャフギギューウェンベフ(320円です)」とか言ってるわけではないし、リモコンバイブでヒクヒク腰砕けになりながら弁当の入れ替えをしているわけではないし、まして縛り吊るされておでんの汁を頭上からドボドボと補充しているわけでもないので、彼