※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています さあ、ページをめくりたまえ! 「デストラップ・ダンジョン」(左)と「ハウス・オブ・ヘル」(右) ファミコン世代のゲームファンなら、たぶん一度は遊んだことがあるであろう「ゲームブック」。近ごろではめっきり見かけなくなってしまったが、先日書店で久しぶりに新刊を見つけ、懐かしさのあまりつい購入してしまった。 一応説明しておくと、ゲームブックとは、読者の選択によってさまざまにストーリーが分岐していく、ゲーム形式の小説のこと。多くの場合、文章は数十~数百ほどのパラグラフで区切られていて、「あなたの進む先に分かれ道がある。右の険しい道を進むなら2へ、左の緩やかな道を進むなら3へ」といった具合に、読者はテキストの指示に従いながら次のパラグラフを探して読み進めていくという形をとる。モンスターとの戦闘やトラップの解除など、運やステータスが絡む場面で