Col du Grand Saint Bernard(サンベルナール峠)のエピソードですね。 サンベルナール峠はイタリアとスイスの国境の峠(2469m)ですが 当時は交通機関が発達して無く、冬期間は峠通行者の遭難が相次ぎました。 峠通行者は登山目的ではなく商人とか巡礼者が主で所謂、生活の一部として 冬期間は気象条件の過酷な峠を通行せざるを得なかったのです。 と言う事で遭難者の救助に首から下げた樽に食料や気付け薬を入れて 代々に渡って少なくても2500人の命を救ったそうです。 (一部、サンベルナール峠Wikipedia依り抜粋) 樽の中身は色々な俗説が有りますが大方の見方は食料と気付け薬の様です。 気付け薬=アルコール類かは定かでは有りませんが スイス観光局案内リーフレットにはブランデーと記載されていました。 その真意の如何は今となっては断定出来ませんが 何らかの薬として食料と一緒に携帯して