前回まで見てきた非推奨要素・属性のほか、XHTML 1.0 TransitionalとFramesetはもとより、XHTML 1.0 StrictとXHTML 1.1でも、実は見栄えに関する要素・属性がいくつか残されている。これらは非推奨要素・属性と異なり、文書型定義で正式に認められているものの、見栄えに要素・属性であることに変わりはない(いわばグレーゾーンに属する要素・属性である)。今回では、まず「使わないほうがよい要素」について、他の要素・属性やCSSで代替する方法を見ていくことにする。 1. b要素 b要素(太字)は、強調を意味するのであればem要素やstrong要素で代替する。装飾目的であれば、id/classを割り当てたspan要素に対して、CSSのfont-weightプロパティで「bold」を適用して代替する。
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