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  • アベノミクス・見苦しさの理由 - 経済を良くするって、どうすれば

    消費増税を延期した理由は何か。8%増税によって、既に消費が民主党政権のスタート時と変わらないくらいまで落ちているからにほかならない。来春に増税をしたら、これを大きく割るのは必至で、国民の豊かさを消費で計るならば、アベノミクスは失敗の烙印を押される。雇用増が自慢らしいが、同じ消費を味わうのに、より多く働かせていることも意味する。消費増税がもたらした結果を、理屈を並べず、率直に語れば良いと思う。 ……… もし、延期せず、10%への追加増税をした場合、消費は下図のとおりとなる。追加増税のインパクトは、8%増税時の5割強だから、長期トレンドからの消費の乖離が8%増税時の5割強で推移すると仮定したものだ。一目で分かるように、景気回復の出発点だった2012年頃の水準を恒常的に大きく下回るため、企業は供給力の削減に手を付けざるを得ず、デフレ・スパイラルが勃発しかねない。 計量的には、10%まで上げると、

    アベノミクス・見苦しさの理由 - 経済を良くするって、どうすれば
    matsu_osaka33
    matsu_osaka33 2016/06/06
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  • 貿易黒字と貯蓄の作り方 - 経済を良くするって、どうすれば

    こういうことを書くと、「また古いことを」と思われるかもしれないが、高度成長期には、貯蓄は投資の影と言われたものである。むろん、教科書的には、貯蓄と投資は同時に決定されるわけだが、実際には、設備投資がなされて初めて、貯蓄が形成されるように観察されるのである。 今日の経済教室は、早稲田大の谷内満先生だったが、内容は、経常収支に関する標準的な解説であったと思う。ドイツの例を引き、「経常収支の赤字国が必ずしも対外借り入れ国になるわけではない」と冷静に説明しておられるが、「貿易赤字→対外借金→財政破綻→消費増税は待ったなし」という、財政当局のプロパガンダに、どれだけ抗せるものやら。 筆者は、企業には強い資金調達力があるから、十分な貯蓄がない状況ですら、投資は可能だと考えている。その場合、企業のリソースの吸引力によって需要が逼迫し、物価が上昇して消費が抑制され、結果的に貯蓄が生み出されるという図式にな

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