先日は、環境パラメータの考え方をサブパラメータに適用してテスト全体にかかる作業時間を短縮する方法を説明しました。今回は値の重み付けの機能を使用して、テスト作業時間を短縮する方法について説明します。 パラメータの値によってはテストに時間のかかる場合があります。例えばパラメータがタイマ値で値として1秒と255秒の2つがある場合、255秒の場合はタイムアウトするまで、4分以上待たなければなりません。 例として図1のモデルがあるとします。
ソフトウェアの組み合わせテスト技法の1つであるペアワイズ法(Pairwise法)(またはオールペア法(All-pairs法)ともいう)と直交表を採用した組み合わせテストケース生成ツール PictMasterの使い方をはじめ、テスト全般のトピックスを掲載していきます。 PICTが採用しているPairwise法(All-Pairs法)のヒューリスティックアルゴリズムについては2009年10月09日の記事 で説明しました。今回は、PICTのヒューリスティックアルゴリズムを実際のモデルに適用し、すべてのペアの組み合わせを網羅する具体的な方法を説明します。 この説明に用いるモデルでは、パラメータが6個あり、それぞれが3個の値を持っています。それでは順を追って説明します。 (1)すべてのペアを網羅した全ペア配列を定義します。この配列自体は簡単に定義することができます。このモデルでは9×15=135個の
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