タイトル通りなのですが、ドキュメントが古かったりとっ散らかっていたりするためか、数多くある PayPal の決済サービスのどれが使えてどれが使えないかが分かりにくかったので整理してみました。特に、日本では使えない決済サービスもあったりするので、それを明確にしたかったというのが今回の動機です。そして今回は、単に決済サービスの一覧を列挙するだけでは面白くないので、画面遷移のユースケース(パターン)ごとに使える決済サービス・API を整理をしてみることにしました。 まず、PayPal の API 体系について簡単に説明すると、データ伝搬方式として NVP(Name-Value Pair)形式あるいは SOAP形式が利用できる「NVP/SOAP APIs」*1 という API が古くからあり、まだまだ現役で使われています 。それに対して、2013年頃から新しい「Payments REST API」