プロ野球の臨時実行委員会が22日、都内のホテルで開かれ、TBSホールディングス(HD)と横浜球団譲渡で合意したディー・エヌ・エー(DeNA)の球界参入について審議した。外部機関に財務調査を依頼していた監査結果などを基に約4時間にわたり12球団で意見交換。DeNAの参入について反対の楽天は、その理由などについて説明を行い、途中からはDeNA春田真会長(42)が出席し約1時間にわたって質問に答えた。参入の可否について結論は出ず、12月1日のオーナー会議と臨時実行委員会で結論を出すことになった。 DeNAの球界参入を審議する臨時実行委員会は約4時間にも及んだ。会議前に「方向性が出るだろう」と話していた球団関係者もいたが、結論は持ち越された。会議の最後に日本野球機構(NPB)加藤良三コミッショナーから「慎重厳正に審査していきましょう」と発言があり、継続審議が確認された。 DeNAの球界参入について