togetter.com 「この世界の片隅に」が反戦思想を押し出してかどうか等で盛り上がっていますが、このtoggeterの内容に同意できるかはともかく、フィクションでちょっと違和感を覚えることがあります。 太平洋戦争を舞台にしている作品などで、世間全体は戦争万歳と突き進む中、主人公(とそのごく少数の周囲)だけが戦争に反対する、みたいなケースの場合、なんでそうなったの?という疑問が湧くことがあるし、後知恵のように見えるケースがあります。 少年Hが「主人公やその家族の視点が当時の一般的な日本人の感覚から大きく乖離していること」、「戦後になるまで誰も知らなかったはずの事実をまるで未来からでも来たかのように予言している」などと批判されたのも似たような例だと言えるでしょう。 少年H - Wikipedia とはいえ、太平洋戦争ぐらいであれば、そういう考えの人もいてもおかしくないし、実際にいたことも