英国プログレ界の雄「ジェネシス」。 彼らの「音楽的な」最盛期は70年代前半まで。ピーター・ガブリエルがフロントに立っていた時期です。 彼が脱退し、フィル・コリンズがヴォーカルを担当してから、ジェネシスは世界的な成功をおさめますが、これは別のバンドと言って良いです。 ガブリエル在籍時のジェネシスは、クラッシックを下敷きに、高度で複雑な曲構成を誇るとともに、どこかフォークなどに通じる繊細さを持っていました。 また、ガブリエルの作り出す摩訶不思議な詞世界は、ライブにおける奇怪なコスチューム(狐、老人、騎士などのかぶり物)とあいまって、まさに「怪奇骨董音楽箱」の世界を作り出していたのです。 Used by permission http://www.genesismuseum.com/ 当時のアルバムは全て傑作と言えますが、あえてひとつ選ぶとすれば、73年発表の「月影の騎士」。 まず、
若い人が新聞を読まなくなり、絶滅寸前だが、私の世代では新聞を読むと言ったら第一に朝日新聞、第二に読売か毎日で、日本経済新聞を読むと言えば大企業の部長さんという感じだった。 でも、私は若い頃から日本経済新聞が好きで、株式の欄などのように当時の自分にはあまり関係ないところは見ないようにして、政治、経済、スポーツなどを中心にして読んでいた。 日本経済新聞のスポーツ記事などは、ただほめるだけではなく、適度に批判的事実も書かれていて、良い紙面だった。 つまり、あまりお金に関係のない私にとって、当時の日本経済新聞が「良い新聞」だったのは、「新聞が過度な価値観を持たずに、事実を中心として書かれている」からだった。 ・・・・・・・・・ 朝日新聞は、常にある価値観があった。新聞が価値観を持つのが良いことなのかどうかは判らないが、とにかく朝日新聞はそういう考えで紙面を作っていた。 昔から「朝日新聞は偏向してい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く