ワシントン(CNN) 全米各地が大雪の被害に見舞われるなか、環境活動家のアル・ゴア元副大統領が、現在の気象条件は地球温暖化を否定するものではないと主張した。 ゴア氏の主張は、FOXニュースの番組司会者ジョン・オライリー氏が投げかけた質問に応じたもの。 オライリー氏は先月27日に放送された番組で、「なぜニューヨーク南部はツンドラ地帯になってしまったのか?」「アル・ゴアに聞いてみたい」と話していた。 これに対しゴア氏は1日、自身のブログで「ご質問に感謝する」としたうえで次のように答えた。「科学界でもこの疑問に以前から取り組んできた。(科学者らによれば)、降雪量の増加は人為的な地球温暖化の結果としてこれまで予想されてきたことと完全に一致している」 ゴア氏は、地球温暖化により空気中の湿度が上昇すると降雪量が増える可能性があると述べた。