印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 原発の定期検査を請け負う原子力安全基盤機構(JNES)から東京電力福島第一原発事故のデータが流出した問題で、同機構は9日、最終調査結果を発表した。電子ファイル文書283件約1500ページ分が外部に漏れた可能性が高いという。 同機構によると、職員のパソコン27台がウイルスに感染し、このうち計8台から文書が漏れた可能性がある。原発事故の際に経済産業省原子力安全・保安院から入手した事故状況のファクスをデータ化した文書などで大半が公表済み。核物質防護情報など機密情報は含まれていないという。