TPP交渉参加「調子いいこと言ってると世界の信用失う」亀井氏、首相に苦言 産経新聞 11月16日(水)17時13分配信 国民新党の亀井静香代表は16日の党議員総会で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をめぐる野田佳彦首相の対応について「その場限りの調子のいいことを言っていては世界の信用も失っていく」と苦言を呈した。 亀井氏は、首相が示した交渉参加方針について「国際政治での基本的なスタンスと国内のコンセンサスが一致していない」と指摘。その上で「二枚舌を使ったのではないかと議論されることは極めて恥ずかしい」と述べた。 総会後の記者会見では、交渉参加に向けた各国との協議について「実のある協議になる可能性はまずない。できもしないことに挑戦しようと蛮勇を奮っても徒労に終わる」との見方を示した。 【関連記事】 「すべての品目を自由化対象」訂正要求を米が拒否 TPP交渉 【主張】TPPと自民