ここでは、Subversionのレポジトリに外部からアクセスする手段を与えるサーバの設定について説明します。ここからは、このサーバをSubversionサーバと呼びます。Subversionサーバを構成する方法として、独自のプロセスを起動する方法とApache HTTPサーバに組み込む方法があります。独自のプロセスを起動する方法は単純な構成となります。一方、Apache HTTPサーバに組み込む方法は多少設定が複雑になりますが、独自のプロセスよりも柔軟にアクセス制御ができることやHTTP経由でサービスを提供するためWebブラウザからレポジトリを閲覧できることなど多くの利点がありますので、ここではApache HTTPサーバに組み込む形式を採用します。 Subversionサーバとして動かすApache HTTPサーバの前提バージョンは2.0系です。この最新バージョンをインストールしてくだ