著: 取材・文:榎並紀行(やじろべえ)/撮影:森カズシゲ あなたは住む街に何を求めるだろうか? 社会デザイン研究者の三浦展さんの場合、それは「古本屋」、「古道具店」、「銭湯」、そして「酒と美味しいご飯」だ。 「この全てを備えている街って意外とないんですよ。神保町界隈には古本屋と銭湯はあるけど古道具店がない。神楽坂はおいしいお店は多いけどそれ以外がほぼない。だから、全部がほどよくそろっているこの街からは離れられないですよね」 この街とは「西荻窪」のこと。2006年、主宰するカルチャースタディーズ研究所の事務所ごと西荻窪に引越して以来、愛着を持って住み続けている。 三浦さんが愛してやまないというその街を、一緒に歩いた。 なぜ西荻なのか? 80万部のベストセラー『下流社会』『第四の消費』のほか、『スカイツリー下町散歩』『東京高級住宅地探訪』『東京郊外の生存競争が始まった!』などの著作がある三浦さ
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