人工飼育の「ももこ」デビュー おたる水族館のゴマフアザラシ (07/08 16:00) 海獣公園のプールで一般公開された「ももこ」 【小樽】母親の育児放棄のため、人工飼育されていたおたる水族館(小樽市祝津3)の雌のゴマフアザラシ「ももこ」が海獣公園のプールに“デビュー”し、元気な姿を見せている。 誕生直後から母親による子育てが困難と判断されたももこは、17日間にわたり飼育員の手でミルクを与えられていた。その後、自分で魚を食べられるようになり成育も順調なため今月3日から一般公開されている。 プールには同じ日に生まれた雄の「まーくん」や、4月15日に市内の海岸で保護された雄の「ぴよた」もおり、ももこは友達と一緒に元気に泳ぎ回っている。角川雅俊獣医師は「まずは餌をしっかり食べて大きく育ってほしい」と話している。(小野聡子) 前の記事 次の記事
「ウニ採り放題」SNS告知に30人 海保 密漁容疑で男逮捕 豊浦の漁港 (07/13 01:50) 【豊浦】インターネットの会員制交流サイト(SNS)の「ウニ、アワビ採り放題」とする募集で30人以上が集まっていた胆振管内豊浦町の大岸漁港付近で12日、室蘭海保は漁業法違反(漁業権侵害)の疑いで、札幌市中央区の無職男(36)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後4時ごろ、ウニ1個を密漁した疑い。男が素潜りでウニを採り、陸に上がってきたところを海保職員が取り押さえた。SNSの告知を通じて若者ら30~40人が会費3千~5千円で集まり、キャンプを始めたところだったといい、現場にはウニの殻も残っていた。 同海保には昨年、この男が同様の募集でバーベキューキャンプを開き、ウニなどを有料で食べさせているとの情報が寄せられていたため、今回の募集を警戒していたという。同海保によると、男は容疑を認めているといい、
都市団地の「死角」から白骨遺体 北海道・函館 交流希薄で住民、不明に気づかず (05/22 21:49、05/23 00:19 更新) 物置から白骨化した遺体が見つかった赤川通団地=21日午前、函館市美原4 「こんな場所に遺体が放置されていたとは」―。函館市美原4にある共同住宅「赤川通団地」の敷地内の物置で20日夜、白骨化した遺体が見つかったことに、団地住民は一夜明けた21日、一様に驚きの声を上げた。住民の多くは、数年前から行方不明になっている男性(91)がこの団地に住んでいたこと自体を知らず、1人暮らしの高齢者が多い都市部の団地の「死角」も見えてきた。 5階建て6棟220戸の同団地は日本住宅公団(現都市再生機構)が1978年建設。バスが頻繁に行き交う道道沿いで、近くにスーパーも多い好立地だが、住民の男性(73)は「住民はほとんど高齢者。子連れを見たことがない」。 築30年超で、駐車場や物
クマ足跡 厚田区でも発見 GW警戒 北海道・石狩市が注意喚起 (05/03 16:50) 石狩市厚田区聚富の農地で1日に発見されたクマの足跡(石狩市提供) 【石狩】クマが活動期に入る春を迎え、石狩市内でも足跡の発見が相次いでいる。4月22日の浜益区柏木に続き、5月1日には厚田区聚富でも見つかった。ゴールデンウイーク期間中のため、付近のゴルフ場や住民は困惑。山菜採りなどで山に入る機会が増える時期だけに、市は注意を呼び掛けている。 市によると、足跡は1日、厚田区聚富の所有農地で山菜採りをしていた恵庭市の男性(67)が発見。足跡は長さ14センチ、幅18センチで2個あり、土の乾燥具合から1週間ほど前についたとみられる。現場から民家までの距離は約800メートルという。 市は防災無線で近隣住民に注意を呼び掛け、2日にはクマの出没を知らせる立て看板を設置。市は「周辺はクマの通り道で、現在も付近にいる可能
パン、出店を断った店の名前で販売 函館のデパート「マルシェ」 (04/29 09:13) 【函館】函館市のテーオーデパートで26、27日に開かれた催事「はこだてパンマルシェ」で、実際には出店していない店の名前でパンを販売していたことが28日、分かった。企画した札幌のブレナイ社は返金などを検討している。 同社によると、イベントには道内の16店が出店するとしていたが、このうち札幌の「ブーランジェリーコロン」と帯広の「ますやパン麦音」の2店から26日、「参加していないのに名前が使われている」とテーオーとブレナイ社に問い合わせがあり判明した。 すぐに2店の販売ブースを撤去したが、2店の名前で計約120個のパンが売られていた。 2店ともブレナイ社から出店打診を受けたが断っており、実際に販売されたのはこの2店やほかの参加店と無関係のパンだったという。 同社などによると、2店に出店を断られたことを担当者
黄金の毛並み子供でも漂う風格 おびひろ動物園のライオン 「ヤマト」を公開 (04/24 16:00) 釧路市動物園からおびひろ動物園に貸与され、報道陣に公開されたライオンのヤマト(諸橋弘平撮影) 【帯広】おびひろ動物園(高橋利夫園長)は23日、釧路市動物園から貸与されたライオンの「ヤマト」(雄、8カ月)を報道関係者に初めて公開した。黄金の毛並みが美しく、体長は1メートルを超え百獣の王の風格を漂わせていた。体調が良ければ26日の夏季営業開始から公開する。 ヤマトは昨年7月26日に生まれ、現在は体長約1メートル、体重52キロ。今年2月に死んだ「エルザ」と同じ獣舎で過ごす。 ヤマトは21日に到着。同日は緊張のためか餌を食べなかったが、翌22日は牛肉約300グラムを食べた。一日の食事量の目安は肉約3キロという。 報道関係者と対面したヤマトはまだ警戒心が強く、獣舎の隅で横たわっていた。一方、興味深そ
リスザルがエキノコックス症に感染し死ぬ 札幌・円山動物園 (04/25 20:37、04/25 23:23 更新) 札幌市円山動物園は25日、飼育展示していたリスザルのリル(雌、推定11~15歳)がエキノコックス症に感染し、死んだと発表した。サルから人や他の動物に感染する恐れはないため、営業は通常通り続ける。 エキノコックス症は肝機能障害などを引き起こす寄生虫病。体内に成虫がいるキツネのふんを介して他の動物に感染するケースが多い。リルは室内展示のため、同園は飼育員の靴底などに付いた野生のキツネのふんをリルが口に入れ、感染したとみている。 リルは19日に死に、道立衛生研究所の検査で25日に感染が分かった。同園は近く、リルと一緒に飼育・展示していた31頭のリスザルの検査を行う。同園でエキノコックス症感染が判明するのは、今年1月に死んだダイアナモンキー以来4例目で、いずれもサル。 前の記事 次の
北海道・定山渓のホテル山渓苑、オーナーら経営放棄 解雇の従業員、無償営業も「限界」 27日に業務停止 (04/25 11:12) 札幌市南区の定山渓観光ホテル山渓苑が27日で業務を停止することが、24日分かった。支配人や従業員組合によると、オーナーや経営陣は事実上、経営を放棄しており、既に予約が入っていた団体宿泊客の受け入れなどのため、3月31日付で解雇された従業員らが無償で営業を続けていた。だが、停止している給与支払いも再開の見込みがないなどとして、支配人が複数の取引先に対し「業務を終了する」と伝えた。 寺尾利昭支配人は「(給与支払いや営業継続について)オーナーや経営陣とまともな交渉ができず、現場の従業員も限界に達した。お客さまには申し訳ない」と話した。 商業登記上の社長である鶉橋(うずらばし)浩行氏は「3月に辞任した。(業務停止は)知らない」としている。 東京商工リサーチ北海道支社や同
昨春と今春の死傷事故、同じクマが襲う 北海道・せたな、DNA一致 (04/07 15:30) 【せたな】檜山管内せたな町大成区の山林で4日、山菜採りに来ていた苫小牧市の女性(45)を襲って負傷させたクマが、昨年4月に死亡した同町北檜山区の女性=当時(52)=を襲ったクマと同一個体であることが7日分かった。 4日に女性が襲われた際、同行していた知人男性がナタで抵抗。クマに手傷を負わせ、現場でハンターが血液を採取していた。これを道立総合研究機構環境科学研究センター道南地区野生生物室(同管内江差町)が鑑定し、昨年採取していたクマの毛とDNAが一致した。 せたな町は人を襲う習性が強く危険と判断、4日以降、延べ20人のハンターを現場付近の山に入れてクマを捜索している。 前の記事 次の記事
六花亭、札幌本店を建設 来年7月、室内楽ホールも (04/03 07:00、04/03 08:59 更新) 六花亭札幌本店の完成予想図と地図 和洋菓子製造販売の六花亭製菓(帯広、小田豊社長)は2日、札幌市中央区北4西6に札幌本店を建設すると発表した。直営店舗・喫茶室や、ギャラリーや室内楽専用のコンサートホールも併設する。工事は2日から始まり、来年7月5日のオープンを予定している。 JR札幌駅と道庁の中間に位置し、鉄骨造りで地上10階、地下1階。延べ床面積は約5180平方メートル。1階は店舗、2階は喫茶室、3、4階はテナント店舗、5階はギャラリー、6~8階は室内楽専用ホール、9階は飲食店舗、10階は多目的ホールとする。地下1階は機械室。建設費は22億円。 1階店舗では焼きたてのマドレーヌ「大平原」など札幌本店限定商品も提供する。六花亭の包装紙をデザインした山岳画家の故坂本直行が描いた草花を植
ボンベ爆発、手口悪質に 札幌・北区、「次はどこ」大型店は警戒 (04/03 07:40) 札幌市北区で連続するカセットこんろ用ガスボンベの爆発事件は、最初の犯行から2カ月余り。共通点がある一方、状況が微妙に異なり、手口も悪質化している。札幌北署は同一犯が犯行をエスカレートさせているのか、あるいは模倣犯の可能性もあるとみて捜査を進めている。周辺の大型店は「次はいつ、どこで」と警戒を強める。 4件の事件は、カセットこんろ用のガスボンベを持ち込み、加熱し爆発させようとしている点が共通している。最初は1月27日、札幌北署駐車場でガスボンベが爆発し、ワゴン車の一部を焼損。2月20日には大型ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ新川店」で商品棚などを焼き、焼け跡から破裂していないボンベが見つかった。 3月18日、大型商業施設「イトーヨーカドー屯田店」立体駐車場でボンベが爆発し、乗用車の一部を焼損
北海道内、看護師の離職なお深刻 日高・留萌・宗谷・根室の不足顕著 (03/18 09:46) 道内の医療現場で看護師の離職が依然、深刻な問題となっている。慢性的な人員不足による負担の重さから、より労働条件の良い医療機関に転職したり、子育てとの両立を諦めて退職するケースが多い。不足が顕著な地域では新年度を前に人員確保に追われている。 日高管内浦河町の浦河赤十字病院では、看護師・准看護師135人のうち24人が3月末で退職の意向を示している。同病院付属の浦河赤十字看護専門学校を卒業し、奨学金返済が免除される3年間の勤務を終えた若手看護師が多く、人手不足による業務の多忙さなどが主な理由。同病院は新規採用の20人に加え、道内外の系列病院から応援を得て補充を図る方針だが、2011年度末の20人、12年度末の32人に続く大量退職に、病院幹部は「どうすればとどまってもらえるのか」と苦慮する。 留萌管内羽幌
看護師24人、今月末に一斉退職へ 北海道・浦河赤十字病院「人手不足で仕事つらい」 (03/12 15:30、03/12 16:12 更新) 退職予防に向けて、昨年12月に初開催された浦河赤十字病院の看護師と看護学生の交流会。大量退職の流れは食い止められていない 【浦河】浦河赤十字病院で3月末、看護師24人が一斉退職する見込みであることが分かった。退職者の多くは、同病院付属の浦河赤十字看護専門学校を卒業してすぐに就職し、奨学金返済が免除される3年間の勤務を終えた20代の若手看護師。4月に新規採用する20人では間に合わず、同病院は道内外の赤十字系列病院に計10人の応援を呼び掛けるなど、看護師の確保に頭を悩ませている。 同病院では一昨年3月末に20人、昨年3月末にも32人の看護師が退職し、人手不足が慢性化。すでに系列病院から計28人の応援を受けている。退職者は、都市部にあり、給与や勤務条件の良い
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