「沖縄戦」に向けた一つの大きな出来事であった「10・10空襲」から80年目を迎えた。「10・10空襲」とは、米軍機の集中攻撃により沖縄県の県庁所在地であった那覇中心部の9割が消失し、1400人が死傷した出来事だ。 私がこの記事で注目したのは、語り手の島袋俊子さんが、一高女時代に、軍に供出するコンペイトーを作ったことを「軍のお役に立ててうれしかった」と語っていたところだ。教育によって、島袋さんは「軍国少女」になり、「何でも素直に『はい』と言って、国のためと思えば犠牲になるのも苦ではなかった」と振り返っている。 誰しも一定の集団や組織に貢献することに誇りを感じることはあるだろう。私も高校の野球部のときに、試合に勝って流れた校歌に喜びを感じたことがある。無論、当時と現在とでは事情が異なるものの、学校教育によって「国」のやることは正しいと教え、生徒がそれに奉仕することは素晴らしいことだと教えれば、
宜野湾市にあるコールセンター(本社・東京)で働く従業員33人が、20日付で事務所を閉鎖し、全員解雇すると社長から通知されている。採用時と異なる業務の命令や賃金引き下げなどの一方的な労働条件変更で、昨年10月時点で94人いた従業員は激減。残った人たちで労働組合を結成して会社側と交渉を続ける中、解雇通告で瀬戸際に追い込まれている。組合は県労働委員会に斡旋(あっせん)を申請し、13日に労使交えた初協議が行われる予定だが、歩み寄りの見通しは立たない。(西江昭吾、篠原知恵) ■2年半で30人退職 労組「社員はモノじゃない」 組合は10日、宜野湾市内で臨時総会を開き、ストライキ権を確立。斡旋が不調に終わり、交渉が決裂した場合は14日にもストを実施する構えだ。 前田和彦委員長は「社員をモノのように捨てるのはおかしいと声を上げよう。ブラック企業を許すわけにはいかない」と訴えた。(1)一方的な解雇通告の
【平安名純代・米国特約記者】米海兵隊がジャングル戦闘訓練を行う沖縄本島の北部訓練場の一部使用を中止していることが分かった。 訓練に参加し、レプトスピラ症に感染した疑いのある米兵数が過去2カ月間で約90人に達し、手術を受けるなど深刻な症状に至っている現状を踏まえた措置。
【南大東】南大東島に生息する天然記念物で絶滅危惧種のダイトウオオコウモリが、ネコに捕食されていることが、「NPO(特定非営利活動)法人どうぶつたちの病院沖縄」(長嶺隆理事長)などの調査で分かった。
新年度の入学者から所得制限を設けている公立高校の授業料免除で、さまざまな課題が出ている。これまでは所得に関係なく無償だったが、世帯年収910万円以上の家庭は授業料の支払いが復活。「払う人」「払わない人」がはっきりしたため、生徒への悪影響を懸念する声が上がっている。
【黒島=竹富】竹富町立黒島診療所に勤務する40代の男性医師が3月末で退職し、4月以降、医師確保のめどが立っていないことが12日、分かった。町は県病院事業局に医師の紹介を打診。町ホームページで医師募集を掲載しているが、同日までに後任は決まっていない。
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