今回の震災は、震災そのものよりも津波や原発事故などの2次災害の被害が甚大だったように思います。普段生活している上でちっとも思いの及ばなかった原発について考える良い機会でもあったなあ、と個人的に思います。こんな時じゃないと絶対読まないこの本。以下文庫裏表紙より内容。 知りたくてもわからなかったアジア8ヵ国(中国・インド・パキスタン・韓国・台湾・フィリピン・インドネシア)、そして日本のマスコミではわからない原子力エネルギー事情。 専門家とは違ったユニークかつ大胆な視点と体当たり取材で、「タブー視」され続けてきた知られざる各国の実態と、本音に迫る! 著者が故・上坂冬子女史。川島芳子関連の書籍で自分的にとても好印象のノンフィクションライターさん。その方の手によるものであり、タイムリーな原発を扱っている書籍というのでセレクトしました。が、2冊借りたのに、実は内容同じモノだったという……ハードカバーか