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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kkujyo (3)

  • 日銀が買う6兆円のETFを用意するには : 九条清隆 相場観と金融工学

    すでに日銀は買い入れ対象となるETFの7割を保有していますから、市場で買い付けるにしても限界があります。 誰かが日銀様お買い上げ用にETFを組成する必要があります。 昨年までのように先物が割高な状態なら、証券会社は毎日少しずつ TOPIXの現物買い TOPIXの先物売り 日経225の現物買い 日経225の先物売り で裁定残を積み上げて、それを運用会社に持ち込んでETFの買い先物のヘッジ売りに交換して、日銀からの指名に対応すればよかったわけです。 ところが、先物の買い手が激減している現在、なかなか裁定残は組めません。 ということで裁定残をETFと交換する形で在庫を用意することができなくなりました。 したがって、日銀の買いに対応する証券会社はETFをやりくりするのにてんてこまいです。 ここに買い入れ額倍増が出てきたわけですから、現場は悲鳴を上げていますが、箝口令がしかれているのかその悲鳴は表面

    日銀が買う6兆円のETFを用意するには : 九条清隆 相場観と金融工学
  • 果たして6兆円買い付けできるか? : 九条清隆 相場観と金融工学

    買い入れ対象ETF残高の半分を占める大手運用会社ETFの発行済み株数の推移。 日銀買い入れペースにしたがってきれいに同じペースで増加しています。 昨日現在 金額ベースでは TOPIX型2兆8,000億円 日経225型3兆2,000億円です。 ETF6兆円の買い入れを机上で決めたのはいいのですが、いろいろ実務的な問題があります。 (1)証券会社の在庫と買い入れ方法の問題 これは一度説明(日銀ETFに立ちはだかる関門)していますので、簡単に復習すると、VWAPで立ち会い外取引に対応できる在庫が枯渇しているという問題です。これは、買い入れ方法を変更すれば表面的には克服できる問題です。 たとえば、市場で直接買うとか。 (2)流動性の問題 ところが、レバETFと違い、日銀の買い入れ対象のETFは約13兆円の7割は日銀がすでにお買い上げです。 ざっくり 買い入れ対象ETF 13兆円 うち国内大手運用会

    果たして6兆円買い付けできるか? : 九条清隆 相場観と金融工学
    maturi
    maturi 2016/08/26
    金融緩和には限界はないので()
  • 日銀ETFに立ちはだかる関門 : 九条清隆 相場観と金融工学

    英国のEU離脱を受け、市場てこ入れ策?が検討されているようです。 日銀臨時会合の開催も噂されます。 これまで、日銀会合のたびに、ETF買い入れ枠の拡大を予想する「無邪気な」市場関係者は多かったのですが、現実的にETFの買い入れを増やすことはかなり難しい状況です。それは評価益がほとんどなくなったからとかシェアが大きくなりすぎたからいう単純な理由ではありません。 現状 買い入れ対象日経225型8銘柄、TOPIX型6銘柄、JPX400型6銘柄 時価総額合計 12兆5,000億円 日銀買い入れ済みETF 時価総額合計 8兆7,000億円 保有比率7割弱 裁定残高 1兆円 年分の買い入れ枠残り1兆5,000億円の消化に赤信号 現状でもETFの7割近くを日銀が保有しています。理論的には証券会社が運用会社に追加設定を申し込みめば発行残高は株券がある限り増やすことができるので、日銀の買い入れ継続は可能で

    日銀ETFに立ちはだかる関門 : 九条清隆 相場観と金融工学
    maturi
    maturi 2016/06/27
    組成を強行する。 相場観でETFを市場で買って在庫にする。 のどちらかしかありません。 証券会社は、日銀ETF買い入れを断るケースが出て来るかも知れません。 国債に続きETFも買い続けるのは難しそうです。
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