人間のいない太古の地球で、人間と同じ遺伝子配列を持つ生物「エンジニア」が黒い液体を飲み、遺伝子をバラまく。 「エンジニア」の謎を解くために、古代文明の壁画が示す惑星に向かった科学者たちは様々な苦難に遭遇する。 科学者たちは一体何を見たのか? という映画「プロメテウス」の評判が良くない。 口コミをザっと見ると、 ・「人類の起源」という看板を掲げながら、明確な答えがなく消化不良。 ・エイリアン(ゲテモノ)映画のくせに、アクションがショボい。 ・登場人物が多すぎ、キャラも弱いので全然感情移入できない。 ・シャーリーズ・セロンの扱いがひどすぎる。 どれも当たっている。 確かにキャラ造形、ストーリー、アクションといった面では凡庸な映画だが、しかし、それ以外の部分でこの映画には抗いがたい魅力がある。 まず第一にこの映画は「2001年宇宙の旅」へのオマージュ映画としての魅力がある。 動くHAL、壊れない
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