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ブックマーク / craft89.blog105.fc2.com (2)

  • 埋める隙間、空ける隙間――「劇場版 ハイスクール・フリート」感想

    劇場版 ハイスクール・フリート © AAS/海上安全整備局 © AAS/新海上安全整備局 <隙間を埋める良し悪し> 2016年の放送開始から約4年。劇場公開となった「ハイスクール・フリート」(以下はいふり)は、横須賀に他校の生徒も招くお祭りから始まる。明乃とましろは晴風クラスの皆の出し物を確認して回るがそれぞれトラブルを抱えており、2人は収拾に追われるわけだが――それは言ってみれば出し物のプランに空いた「隙間を埋める」ことだ。TVシリーズで描かれたように作には「小」と「大」が存在し(*TVシリーズ感想をご参照ください)、「大」たる出し物に空いたトラブルの隙間を埋めるには「小」たる明乃こそが向いている。 隙間を埋めて緻密にすれば、それだけ構造は強固になり安定する。それは是とされる行為だし、物事は基そのように進められるのが望ましい。海賊による事件への対処も綿密な作戦に則って行われるし、学生

    埋める隙間、空ける隙間――「劇場版 ハイスクール・フリート」感想
  • 不格好の美しさ――「劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」感想

    劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~ ©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会 「劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」を視聴。映画は、秀一が久美子に告白する場面から始まります。けしてムードのある状況ではなく、言い方もロマンチックとは程遠い不格好なもの――そしてこの「不格好」というのが、作では全体から感じられたように思います。 低音パートの新入生は、いずれも分かりやすい外見的特徴を備えています。背が随分高かったり、甘えんぼ袖であったり、女性的にも思える美少年であったり……それはアニメキャラクターが一目で分かる記号性を備えていなければならないから、という理由だけではおそらくありません。それらの要素は個性であり、同時に平均から逸脱した「不格好さ」でもあるからです。不格好であるからこそ、彼らは個人たり得ている。この事は新入生に限らず、久美子達上級生にも波及しています。だ

    不格好の美しさ――「劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」感想
    maturi
    maturi 2019/04/24
     どうでもいいが、そんなこと気にしたことはなかった(想像の埒外) ”原作ネタバレに途中で触れにくい劇場版という媒体”
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