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  • ホニャフィアン分析 黒田基樹『百姓から見た戦国大名』

    黒田基樹『百姓から見た戦国大名』(ちくま新書)を読んだ。 これまでの大名の視点から描いた戦国史とは異なる「民衆の視座からみた、新しい戦国大名像のまとめ」、というキャッチフレーズには必ずしも期待していなかったが、パラパラ見ていると北条氏にまつわる記述が多そうだったので読んでみることにした。戦国時代のシミュレーションゲームをやるにあたっては民の気持ちを理解して脳内補完しておくことが必要なのである。 まずいきなり、北条氏康の隠居の理由が同時期の飢饉にあったということに少々驚かされた。出来る限り安定した権力継承のため、自分に比べると相当器量が劣る嫡男氏政に早い時期から当主としての自覚や経験を積ませるために氏康は隠居した――というのが今まで私が想像していた隠居の理由だった。そういう点もあるのかもしれないが、飢饉による「世直し」という側面もなるほどうなずけるものだった。 書を読み進めるにしたがって明

    maturi
    maturi 2012/04/14
    速水融との整合 "戦国時代を通じて死亡者数には季節性が認められ、収穫期である秋を最低として冬の終わりから死亡者が増加し、春、夏に最高になる。こんな状況がずっと続いていたのである。天保の飢饉のころは戦国
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