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ブックマーク / www.fbs.osaka-u.ac.jp (6)

  • 陛下に一本取られた話

    陛下に一取られた話 (注:この記事に関しては、 転載、まとめサイトへの引用は禁止 です。また、取材等もお受けしません。) 実は、約2年前に天皇陛下と皇居で事をするという奇跡に恵まれたことが有る。もちろん、私自身はそんなVIPでは無いので、偶然と幸運が重なったためではあるが。 数年前に、神経科学の重鎮であるN先生が、天皇陛下の御前で「ご進講」(天皇・皇后・皇族に学者等が業績などをご説明申し上げること:weblio辞書より)をしたのがそもそもの始まり。ご進講の1カ月後に、陛下が講師を皇居に招き、お礼の意味で事会開く、のが慣例となっているそうで、その時に、2名の随行者を連れていくことが許されるとのこと。N先生はK大学医学部教授の先生を1人と、もう一人になんと私を指名しくれたのだ。 指名してくれた理由は、はっきりしている。N先生は、私が専門とする魚の模様研究が、ネタとして「使える」と考えた

    陛下に一本取られた話
  • 節足動物一門が伝承する超絶逆折り紙の秘奥儀について

    節足動物一門が伝承する超絶逆折り紙の秘奥儀について 超絶「コンプレックス折り紙」の世界 突然ですが,みなさん.折り紙とは何でしょう?子どもの遊び? 願かけのシンボル?確かに,そんな印象もある.「ツル」とか「やっこさん」などの,単純なものを目にすることが多いので見くびってしまいがちだが,世の中には,コンプレックス折り紙という世界があるのです.どんな世界かというと,[complex origami]でぐぐって見ましょう。こんな世界です。 どうです? ほんまに折り紙か??もはや,呆れるしかないレベルでしょう.どうやって折るのか教えてくれっ,という人にはこれをどうぞ.今度は https://www.flickr.com/photos/langko/ に行ってみてください。展開図がたくさんあります。もっとも、展開図をみてもこんな感じで、なにがなんだかわかんないですけど。 一般的に、折り紙は

    節足動物一門が伝承する超絶逆折り紙の秘奥儀について
    maturi
    maturi 2015/07/25
     脱皮
  • 第十六回:来年の分子生物学会は嵐を呼ぶぜ!

    第十六回:来年の分子生物学会は嵐を呼ぶぜ! (これはジャニーズのユニット「嵐」のコンサートをやると言う意味ではありません。呼ぶならperfumeです) 2013年、分子生物学会年会大会長として、ごあいさつさせていただきます。 諸君、私は分生が好きだ。 諸君、私は分生が好きだ。 諸君、私は分生が大好きだ。 シンポジウムが好きだ。ワークショップが好きだ。プレナリートークが好きだ。ポスター発表が好きだ。ランチョンセミナーが好きだ。企業展示が好きだ。フォーラムが好きだ。受賞講演が好きだ。 横浜で、札幌で、京都で、博多で、神戸で、この日で行われるあらゆる分子生物学会が大好きだ。 朝一番の講演のために、聴衆が一斉に会場に入ってくるのが好きだ。 座長の挨拶に続いて会場が暗くなり、最初のスライドが映し出されるとこころが踊る。 極めつけのデータを示したスライドで、会場に軽いため息を上げさせるのが好きだ

    maturi
    maturi 2012/10/22
    ”企画NO.7:ここだけ2050年シンポジウム(実現可能性60%)”
  • 大阪大学大学院 幹細胞病理学/病因解析学|なかのとおるのつぶやき

    この4月、5月、立て続けで上海と北京に出張する機会があった。それぞれ、万博とオリンピックの前に訪問・観光したのであるが、あのころの建築ラッシュの騒々しさに比べると、町も人も落ち着いて大都会の風格が身についてきたような印象であった。どちらも4~5日の滞在であり、それもほとんど学会場にいたので、えらそうなことは言えないけれど、なにかと思うことがあったので、三つのことについてメモ程度にまとめておこうと思う。 まずは、多様性というか個性というか、について。二つの大都会を歩いて思うことは、そこにいる人たちの多様性である。びっくりするほどキレイなおねえちゃんや格好いいおにいちゃんがいる一方で、どうしたんだと言いたくなるような人もいる。人種の違いも影響しているのであろうが、その落差は、美男美女の増加と、おそらくは農村部からの人の流入によって、ますます拡がってきているのではないか。また、それとは必ずしも一

    maturi
    maturi 2012/06/11
    そのようなデータ解析をおこなう人材、日本ではたいへんに不足で育成が急務であると大変なのであるが、その研究所には、優秀かどうかは別として、若くて活きのいいのがわんさかといるようだ。白髪三千丈などという言
  • 大阪大学大学院 幹細胞病理学/病因解析学|なかのとおるのつぶやき

    父親が35歳で亡くなっているので、若い頃から、なんとなく35歳で死ぬのではないかという思いにとりつかれていた。あほなことを、と思われるかもしれないけれど、井上ひさしも中井貴一も同じように思っていたようだから、父親に早死にされた息子の宿命のようなものかもしれない。この3月で55歳になったので、早くも余生生活20年、とえないこともない。そうすると、まことに楽しく有意義な余生で、ありがたいことである。 ちょうど20年前、35歳を迎えたころ、研究生活は最悪。庶佑先生ひきいられる京都大学医化学第一教室に雇っていただいたものの、まる一年半、成果らしいものはあげられず。私のことを個人的に知っている人には信じられないだろうけれど、ほとんど状態であった。大阪から京都へ通っていたが、往復の京阪特急の中でも、頭の中は研究のことでいっぱい。土日はおろか、お正月も祖父の葬式の日も、データはでないのに研究室へ行っ

  • <strike>八代</strike>白亜紀からの挑戦状

    白亜紀からの挑戦状 筆者も小さい頃は、御多分にもれず怪獣映画やウルトラシリーズ大好き少年であった。特撮番組の魅力は、何といっても怪獣の造形である。みんな、かっこよくてインパクトのある怪獣や宇宙人に魅力を感じるのだ。怪獣に魅力が無いと、視聴率に敏感に影響するから、制作サイドは大変である。怪獣として魅力的であるには「普通の生き物とはできるだけ異なる造形」を持っていなければならない。しかし、その一方で、「生物としてのリアリティ」を保持しないと、観ている方はしらけてしまう。そのあたりのバランスが、なかなか難しいし、製作者には芸術家としての才能が必要とされる。だから、初期のウルトラシリーズの怪獣デザインは、彫刻家の成田享がやっていたりする。 怪獣ブームの初期、つまり視聴者が、まだ怪獣に慣れていないときは、生物としてのリアリティの方に比重がかかる。だから初期の怪獣は、動物が大きくなったものか、恐竜

    maturi
    maturi 2011/07/28
    成田亨
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