私の愛した悪役たち <序文> 僕は昔からテレビ番組を観るたびに、そこに登場する個性的な悪役の方々にシビれてきた大の「悪役好き」である。その立場から言わせてもらうと最近、巷に出回っている「美形悪役」といわれる輩はどうも好きくない。彼らには「悪の信念」がないからだ。簡単なことです~ぐ主人公側に寝返るし、何か不幸な事情があって悪人やってるけど実は善い人です、とかいう設定が大嫌いだ。ついでに言うと「愚かな人類は自ら滅びの道を歩んでいる」とか「地球を汚染する人類こそが不要な存在なのだ」とか言う悪の首領も大嫌いです。世界征服するのに理由なんか要るか!善も悪もなく、やりたいことやらんで何が悪役か!ぼくに言わせれば『邪悪な笑いができんやつが悪人を名乗るな!』(邪悪笑い例:「ヒャッヒャッヒャッヒャ」「ノ~ホッホッホ」とかさ!) そんなわけで以下に、とりあえずマンガ・アニメでぼくの印象に残る名悪役たちを挙げて